このコースがあなたに届けるもの
カメラ操作とカメラワークコースは、カメラの動きを物語の一部として扱えるようになるための実践的なプログラムです。手持ち撮影、スタビライザー、ドリー、ジンバル。それぞれの機材の特性を理解し、状況に応じて最適な選択ができるようになります。
8週間の集中的なトレーニングを通じて、滑らかで意図的なカメラワークの技術が身につきます。カメラを動かすタイミング、速度、軌道。これらすべてに意味を持たせることができるようになると、あなたの映像表現は新たな次元に達します。
プロフェッショナルな機材を実際に使いながら学習します。理論だけでなく、体を使って覚えることで、現場で自信を持って機材を扱えるようになります。初心者の方でも、基礎から段階的に学べる構成になっていますので、安心して参加していただけます。
カメラワークに関するこんな悩みはありませんか
手持ち撮影で滑らかな映像を撮ろうとしても、どうしてもぶれてしまう。スタビライザーやジンバルを使っても、プロのような流麗な動きが再現できない。そんな経験をされている方も多いのではないでしょうか。
また、機材の操作方法は理解していても、いつどのように使えばいいのか判断できないという悩みもあるでしょう。ドリーを使うべきか、手持ちで行くべきか。パンの速度はどのくらいが適切か。こうした判断に迷いが生じることがあるかもしれません。
さらに、限られた予算や時間の中で、どのようにして効果的なカメラワークを実現するか。どの機材が本当に必要で、どれは代替可能なのか。そうした実践的な知識を求めている方もいらっしゃるでしょう。
これらの課題の多くは、カメラワークの体系的な理解と、十分な実践経験が不足していることに起因しています。正しい方法で学び、実際に機材を使う機会があれば、確実に克服できる課題です。
実践を通じて体で覚える
このコースでは、カメラワークの基礎理論から始めて、段階的に複雑な動きへと進んでいきます。なぜカメラを動かすのか、その動きが物語にどう貢献するのか。まずは意図の部分を理解します。
手持ち撮影の基本から始まり、三脚の効果的な使い方、スライダー、ドリーとトラック、スタビライザー、ジンバル。それぞれの機材の特性と適切な使用場面を、実際に操作しながら学びます。機材の選択は、予算や撮影状況、そして何より表現意図によって決まります。
毎週のセッションでは、具体的な撮影シチュエーションを想定した演習を行います。追跡ショット、クレーンムーブメント、ステディカムでのウォークスルー。様々なカメラワークを実際に試し、何が効果的で何がそうでないかを体感します。
少人数制のクラスなので、一人ひとりが十分に機材に触れる時間があります。講師からの個別指導を受けながら、自分の課題を明確にし、着実に技術を向上させていくことができます。
学習の進め方
第1〜2週:基礎とバランス
カメラの重心、バランスの取り方、基本的な持ち方から始めます。手持ち撮影の基礎技術、呼吸のコントロール、体の使い方を学びます。三脚の効果的な使用方法と、パン・チルトの滑らかな実行も練習します。
第3〜4週:スライダーとドリー
スライダーを使った滑らかな水平移動、ドリーとトラックのセットアップと操作を学びます。動きの速度管理、開始と終了のスムーズさ、被写体との距離感の保ち方を実践します。
第5〜6週:スタビライザーとジンバル
電動ジンバルとメカニカルスタビライザーの両方を経験します。バランス調整、操作の基本、歩行技術、追跡ショットの実践。それぞれの機材の利点と制限を理解します。
第7〜8週:統合と応用
様々な機材を組み合わせて、一つのシーンを撮影します。シーンの要求に応じた機材選択、カメラワークの設計、実際の撮影、振り返り。これまでの学びを統合し、判断力を養います。
各セッションは3時間で、講義とデモンストレーション30%、実践演習60%、レビュー10%の配分です。学んだことをすぐに実践し、フィードバックを受けながら理解を深めていきます。
受講について
カメラ操作とカメラワークコース
8週間集中プログラム
この投資は、あなたのカメラ操作技術を飛躍的に向上させるためのものです。8週間という集中的な期間で、プロフェッショナルな現場で通用する実践的な技術を身につけることができます。分割払いのご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
確実な技術習得をサポート
このコースでは、毎週のセッションで実際に機材を操作し、撮影を行います。その場で映像を確認し、何が良くて何が改善できるか、具体的なフィードバックを受けることができます。
2週目、4週目、6週目に技術チェックを行い、習得度を確認します。基本的な手持ち撮影ができるか、スタビライザーを適切にバランス調整できるか、滑らかなドリーショットを実行できるか。段階的に評価しながら進めていきます。
最終プロジェクトでは、一つのシーンのカメラワークを完全に設計・実施します。どの機材を使うか、どのような動きが物語に適しているか、実際の撮影、そして振り返り。一連のプロセスを経験することで、現場での判断力が身につきます。
8週間という期間は、カメラワークの基礎をしっかりと身につけるのに適した長さです。体で覚える技術なので、繰り返し練習する時間が重要です。この期間を通じて、あなたのカメラ操作技術は確実に向上します。
安心して学習を進めていただくために
カメラワークは体を使う技術です。初めは慣れない動きに戸惑うかもしれませんが、丁寧に指導しますので安心してください。一人ひとりの体格や体力に合わせて、無理のないペースで進めていきます。
受講前に無料の相談セッションを設けています。あなたの現在のスキルレベルや目標について伺い、このコースが適切かどうかを一緒に確認します。カメラワークに関する疑問や不安があれば、何でもお話しください。
クラスは最大6名までの少人数制です。一人ひとりが十分に機材に触れる時間を確保し、個別の質問にも丁寧に答えられる環境を整えています。機材の扱いが初めての方でも、自分のペースで学習を進めていただけます。
受講開始までの流れ
お問い合わせ
下記のフォームからご連絡ください。カメラワークコースに関する詳細資料をお送りします。
無料相談(30分)
あなたの目標やカメラワークに関する疑問について、詳しくお話を伺います。機材の見学も可能です。
受講申し込み
参加を決められたら、申込書にご記入いただきます。開始日程と支払い方法を確定します。
学習開始
初回セッションでは機材の紹介と基本的な扱い方から始めます。すべての機材はこちらで用意していますので、手ぶらでお越しください。